緊急事態宣言が終わり、コロナウィルスが収束したと思いきや、先日東京アラートが発令されましたね。
おそらく、これから1~2年でワクチンが開発され、量産体制を整えてワクチンが全世界にいきわたるのには、少なくとも4~5年程度はかかるのではと考えています。
つまり、「withコロナ」(コロナと共存する世界)を前提にした経営方針、事業計画を立てていかねばなりません。新しい生活様式(new normal)も提唱されていますが、コロナをきっかけに良い意味でも悪い意味でも、世界は変革を余儀なくされるでしょう。
弊社でいうと、「withコロナ」(コロナと共存する世界)を前提として、コロナ対策プロダクト「チタンフック」をリリースし、自社商品で売上を作っていく体制を整えることができました。
実は弊社は「チタンフック」を開発するまでは、自社商品開発の経験はありませんでした。
コロナで受注が減り、社員さんの手が空いてしまい、売上が作れないという状況でした。このピンチを、普段の業務でできないことができるチャンスだと捉えて、着手したのが、教育、自社商品開発です。
アフターコロナで競合他社に負けない、技術力、生産能力を整えるため、いたずらに社員さんを休ませるのではなく、なるべく学びの場を提供する。
自社商品開発の体制を整えて、新しい事業軸とする。
この2軸を整備することで、アフターコロナに備えて競争力をつける方法であると考えました。
自社商品開発では、私自身、ブランディング、マーケティングなどを独学で勉強し、ブランド構想も固めていたこともあり、スムーズに商品開発が進み、取り組み始めてから約一ヶ月でのリリースという格好となりました。
つまり、このピンチをどうチャンスに活かしていけるか、それがこれからのアフターコロナで生き残っていける企業の前提条件ではないでしょうか。
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担当者:社長 伊藤