昨日のブログでは、弊社の精密部品加工の事業を軸に、with コロナの状況を活かして、いかに競争力を付けていくかというお話をさせていただきました。
本日は、少し視野を広げて、企業としてアフターコロナにどう備えるか、特に雇用という観点でのお話をさせていただければと思います。
昨日、あるテレビ番組で「従業員シェア」というワードを目にしました。つまり、もし売上の見込みがなくなる状況に陥った場合、企業での雇用は維持しつつ、逆に需要が高く、人手不足となっている他企業に従業員をシェア(派遣)するという考え方です。
私も実は一年前ほどに、現事業の需要が落ちた時のことを考えて、従業員さんを他企業へ派遣して売り上げを作ることができないかと、社労士さんへ相談したことがあります。しかし、現在の日本の法律上、「従業員シェア」という考えは、派遣業の認可を取って初めてできるようです。詳しくは私も調べ切れておりませんが、派遣業の認可はだいぶ手間がかかりハードルが高いようです。
しかし、世界を見ると、中国やアメリカなどでは、すでに「従業員シェア」が始まっています。中国は、外食⇒アリババ、アメリカは、ヒルトン⇒Amazonといった具合です。世界での雇用の流動性は非常に高くなっていて、それがこれからのトレンド(new normal)となるでしょう。
日本が世界のトレンドに乗り遅れてしまわないよう。政府にはコロナショックで困窮している方への救済はもちろん、アフターコロナに備えた法整備などを期待したいところです。
日本のガラパゴス化が一層進まないように願うばかりです。
ともあれ、いくつもの事業軸を持っておき、様々なリスクに対応できるような企業を作る必要は前提としてあります。私は、これからそんな強い会社を作り上げていきます。
ピンチをチャンスに!できる!やれる!やり抜く!
次回は、「アフターコロナ vol.3」ということで、これからの日本の中小企業の在り方について話したいと思います!!こうご期待ください!
see you next time!!
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担当者:社長 伊藤